よくあるご質問
むし歯・歯周病
Q.むし歯の治療法を教えてください
A.初期のむし歯
局所フッ化物療法によって再石灰化を図る。
軽度の初期むし歯
シーラントをつめる。
もし必要なら最小限にむし歯を取り去り、予防効果がある材料でむし歯を治療する。
中程度のむし歯
健康な歯質を最大限に残してむし歯を治療する。
深いむし歯
健康な歯質を最大限に残してむし歯を治療する。
必要に応じて歯の根の治療(根管治療、歯内療法)を行う。
まず、患者さんよりヒアリングを行います。
痛いのか、腫れているか、しみるのか、全身の状態はどうかなどと詳しくお聞きします。その後口の中を診査し、見たりさわったりレントゲンを撮ったり等、必要に応じた診査・治療をします。
Q.歯肉から出血するのは歯周病ですか?
A.歯磨きをしているときや、硬いものを噛んだときに歯肉から出血したら、歯周病かもしれません。歯周病は放置するとどんどん病状が進行するので、悪化しないうちに治療しましょう。
Q.誰でも必ず歯周病になりますか?
A.歯周病は、誰でも必ずかかるというわけではありませんが、30代以上の2/3はかかっているといわれる国民病です。日本人が歯を失う理由の第1位でもあります。
口内の清掃不良による細菌感染が歯周病の原因となりますが、ストレスや喫煙、生活習慣病なども影響します。誰にでもリスクがある病気と考え、定期的に歯科医院でチェックするようにしましょう。
Q.起床時の歯肉の違和感が気になっています。
A.睡眠中は唾液の分泌量が低下し、細菌の繁殖が活発になります。このため歯肉が刺激を受けて、違和感につながっている可能性があります。寝る前によく歯を磨いて細菌数を抑え、起きてからも歯磨きしたり、よくうがいをしたりすると、症状がおさまるかもしれません。寝ている間に口をあく癖のある方は、口内が乾燥して細菌が繁殖しやすくなるため、より注意しましょう。
歯ぎしりや食いしばりの癖があると、歯肉と顎骨が大きなダメージを受けて、口内に違和感を覚えることがあります。頭痛や肩こりの原因にもなるので、気になる場合には受診してください。
Q.むし歯がなくても、予防的に通院した方がいいですか?
A.むし歯や歯周病は、初期段階で自覚症状が出にくい病気です。違和感や痛みを感じるようになってから受診すると、すでに進行してしまっている場合がほとんどです。できる限りダメージを抑えて早いうちに治療したり、病気になる前に防いだりするためには、定期的な歯科医院でのメンテナンスが大切です。
日々のケアに関するご相談にもお応えしますので、むし歯がなくても数ヵ月に1度は、お気軽にご来院いただければと思います。
根幹治療
Q.根管治療の重要性を教えてください
A.根管治療は実際には目に見えない歯の中をきれいにする治療です。しかも非常に狭い上にまっすぐでは無く、細かく曲がっていたり、分岐していたりします。複雑な形をしていますし人によっても様々ですので、完全な消毒や清掃が困難なケースが一般的です。研究の結果では根管治療で除去できる感染物質は60~80%と言われています。しかも、大きく削って感染物質を取り除くほど、歯そのものは細く、薄くなってしまいます。仮に完全に感染物質を取り除けても、歯の噛むチカラに耐えられない可能性が高くなってしまいます。さらに、歯髄を除去してしまうと、歯の弾性(しなり)が失われる事により、破折する可能性も高くなります。歯の中の感染物質だけを可能な限り取り除き、歯の質をできるだけ残したとしても、歯髄を除去してから時間が経過すればするほど、やはり歯の弾性が失われますので、破折の危険性は高まります。
感染物質が完全に取り除けなくても、歯を残し、噛んだりできるようにする事は可能ですが、できるだけ感染物質を除去する事が重要です。
歯科治療全般
Q.治療にはどのくらいの期間が必要ですか?
A.患者さまの症状にもよりますが、当院では自己管理しやすい口腔環境を作るまでが、治療の一区切りだと考えています。数ヵ月に1回のメンテナンスやクリーニングで、良い状態を維持できるようになるのが目標です。
歯列矯正や歯周外科治療などを行なう場合には、1〜2年程度かかる場合があります。
Q.保険適用の治療と、自費診療の違いを教えてください。
A.保険適用の治療とは、公的医療保険が適用される診療です。厚生労働省により、疾患とそれに対する治療方法が定められています。治療にかかる費用のうち、自己負担額は3割です。
自費診療の場合には治療方法に制約がないので、先端的な治療などを患者さまの同意のもと歯科医師の判断で実施できます。保険適用の治療では難しい、より高度で審美的にも優れた治療を行なえますが、全額自己負担となります。
歯列矯正
Q.歯列矯正の治療期間を教えてください。
A.矯正治療の内容や期間は、患者さまの状態によって異なります。多くの場合、矯正と保定期間で
数年かかります。無料相談では患者さまからお悩みをお伺いし、お口の中を見せていただいて、おおよその治療の見通しをお話しすることができます。
Q.矯正治療をしている間は、食べてはいけないものがありますか?
A.ワイヤー矯正の場合、装置にくっついたり絡まったりするような粘度の高い食べ物や、装置が外れやすくなってしまう硬い食べ物はできるだけ避けてください。マウスピース矯正の場合には、装置を外して食べられるので、とくに食事メニューの制限はありません。
Q.誰にも気づかれずに矯正治療できませんか?
A.ワイヤー矯正は装置が目立ってしまいますが、マウスピース矯正であれば、装置は透明で薄いため、装着していてもほとんどほかの人には気づかれません。
インプラント治療
Q.誰でもインプラントによる治療を行なえますか?
A.インプラントによる治療は、歯を失った方のほとんどにご利用いただける治療です。年齢制限などはありません。ただし顎骨に人工歯根を埋入するために、十分な骨の量が必要となります。骨量不足の場合には、骨移植などによって骨を増やしてからインプラントを埋入します。
重度の歯周病や全身疾患がある場合にも、インプラントによる治療が不適なケースがあります。
治療が可能かどうかは、事前のカウンセリングと精密検査で診断できます。
Q.インプラントによる治療の期間を教えてください。
A.患者さまの口腔状態や手術方法にもよりますが、多くの場合で埋入手術からおよそ半年程度経ったら、上部構造(人工歯)を作製する段階に進みます。むし歯、歯周病、噛み合わせなど、インプラント埋入の前に治療しなくてはならない病気があれば、その治療と回復にかかる期間も含め2年近くかかるケースもあります。
審美治療
Q.ホワイトニング治療した歯は、ずっと白く保てますか?
A.ホワイトニングは永続的な治療ではないので、残念ながら色味は元に戻っていきます。この後戻りを防ぐためには、定期的なメンテナンスが必要です。
メンテナンスによって、黄ばみや着色を完全に防げるわけではありませんが、歯への負担を抑えて白さをキープするためには重要です。
Q.1回のホワイトニングでどのくらい白くなりますか?
A.ホワイトニングは1回行なうだけで、多くの方が変化を実感できると思います。ただし目指す色味に近づけるために、数回行なうことがほとんどです。
Q.できるだけ歯を削らずに、見た目もいい治療をしたいです。
A.歯科治療では、むし歯などに侵された部分は削って、その機能を補うために被せ物などの補綴物を設置します。補綴物の強度を保つために、歯を多めに削らなくてはならない場合がありますが、ダイレクトボンディングだと直接歯に盛り付けて形作れるので、歯を削る量が抑えられます。
審美的な治療のラミネートベニアも、歯を削って行ないますが、ダイレクトボンディングの方がより削らずに済みます。
ダイレクトボンディングによる治療でも、より歯に馴染ませるためには、ある程度歯を削った方がいい場合もあります。削らないことを優先した方が良いかどうかは、患者さまと相談しながら決められます。
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